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研修会報告:世界のグローバル教育の動向

2013.11.17

首都圏中等教育学校での研修会

 

首都圏の中等教育学校の教育研修会にて「世界のグローバル教育の動向」という講演をワールドスクエアのエクゼクティブカウンセラーの後藤敏夫が行いました。(2013年11月)

グローバル教育推進の動きが更に早まる中、教育関係者にとって最も関心の高いテーマの一つとのこともあり、熱心にメモをとる姿が目立ちました。、

研修会内容

Ⅰ.グローバル人材育成と世界のグローバル教育

 

最初にグローバル教育の動向として、IB教育の世界の潮流、アジア諸国やアフリカを中心とした「新興経済国」における中間層人口の飛躍的増加とグローバル教育を求め、外国への留学生数が急増していること。その動きの中で、従来の欧米中心の留学先からグローバル経済の発展国であるシンガポール、マレーシア、中国、中近東と留学先としての「新興留学先」への留学生が増えていること。主要留学各国での留学生比率が上がっている傾向等が述べられました。

Ⅱ.アジアの教育ハブとしてのシンガポールのグローバル教育

 

次に、後藤敏夫が本拠を置く、シンガポールでのグローバル教育事情の紹介がありました。国家政策として教育のグローバル化にいち早く取り組み、共通語としての英語と民族語の二言語教育を推進した成果。複線型の教育制度の中でのグローバルエリート育成のための速習コース、大学進学課程としてのIBディプロマとAレベルの扱い、等々。また、ローカル教育の中で、急速に進む質の高いICT教育(コンピューター情報教育)についても言及がありました。

Ⅲ.IBDPとは何か?

 

IBが世界の一流大学進学のための大学進学課程である位置づけの説明、チャート化したIB採用校のカリキュラムをシンガポールの名門インター校UWC(United World College of SEA)を例にとり説明、また、イギリス系及びアメリカ系のカリキュラムを比較も行われました。その中で、Pre-IBプログラムの選択肢とデュアルランゲージプログラムの2本立てでグローバル教育のモデルカリキュラム(想定)の提案もありました。

Ⅳ.日本の今後の課題

 

最後に日本の今後の課題として、グローバル人材育成や日本語IBの成功にむけての重要課題をまとめました。中でも、グローバル人材に求められるポイントがいくつかある中で、そのひとつとして、MOBILITY(移動性)とは、”いつでも動ける。どこでも働ける。”ことであるとの説明がありました。そして、このMOBILITYを可能とするのが、コミュニケーション能力であり、多国籍文化の「違う」ことの中で安住できる精神性であるとの後藤敏夫の語りに大きく頷かれる方が多くいらっしゃいました。

また、技術大国、文化大国、職人文化をグローバルに発展させていくための高度な複線形の教育についての提言が最後にありました。

 

参加者の声

  

●生徒たちがどういう社会で成長し、どういった力が必要かを考える貴重な機会となりました。

●MOBILITY どこにでも行ける。どこでも働ける。という考え方にはっとさせられた。

●教育に携わる者として、新しい時代の要請の波の大きさに責任の重さを感じた。

●今までIBの研修会には数回いったが、初めて問題点がよくわかった。

 

 

 

 

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