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QS世界大学専攻分野別ランキング2015 解説記事:政治学・国際研究コース編

2015年QS世界大学専攻分野別ランキング発表

 

2015年QS世界大学専攻分野別ランキングが4月下旬に発表されました。QS世界大学専攻分野別ランキングは、以下に挙げる3つの観点にて、36専攻科目を分野別に世界ランキングを判定するものです。

  ① 研究者の評価

  ② 企業の評価

  ③ 国際的論文・専門誌からの引用

通常は、「大学ランキング」にてまず判断します。「大学ランキング」は、大学の総合力、平均的な研究レベルを各大学の比較にて判定したものです。大学のプレステージ(信望)や世間での知名度の尺度にもなります。

一方で、この専攻科目別ランキングは、研究・教育分野の強みや研究の内容にて評価されます。そのため、専攻科目別(分野別)ランキングは好きな専攻科目や将来のキャリアビジョンを考える時に、極めて有用な指標です。

政治学・国際研究コースではダブルディグリー※が有利

この分野を深く学ぶと国連、ユネスコ等国際機関職員、各種シンクタンク研究員、国際ジャーナリスト等を目指すことができます。国際機関への就職の資格は、マスターコース(修士課程)以上修了、2年以上の英語での就業経験、母語以外に、2か国語ができることが基本条件となります。

そのため、在学中に複数の国の大学で生活・勉強して、英語以外の外国語を習得しながら、ダブルディグリー※を取得することをお奨めします。国際機関のみならず、就職にはかなり有利になります。

※EU(欧州共同体)で始まり、拡大した制度。2つの異なった大学のコースの学位取得が同時にできる制度のこと。通常は4年~5年間で2つの大学の学位が卒業(修了)時に取れる。異なった国の教育環境・異文化を体験できる大きなメリットがある。

オーストラリア国立大学(ANU)専攻分野7位 総合19位

注目は米英の名門 大学を押さえ7位にランクインしているオーストラリア国立大(ANU)【総合25位】。この国唯一の国立大で首都キャンベラにあり、政府系の機関と関係が深いこともあり、ODAや海外リサーチ活動が極めて盛んです。地域性からも、アジア各国と太平洋島嶼諸国(とうしょしょこく)研究が圧倒的強み。世界各国出身の研究者・教授陣が世界トップレベルの研究を支えます。

ロンドン大東洋アフリカ研究学院(SOAS, The School of Oriental and African Studies,)専攻分野35位 総合275位

総合ランキングでは331位のロンドン大東洋アフリカ研究学院(SOAS,The School of Oriental and African Studies)はこの専門分野では何と35位。大学名にも謳(うた)っている通り、アジア、アフリカ、中近東の地域研究、国際政治研究ならここが一押しです。  学生40%以上は100ヶ国以上出身の留学生。国際色豊かな教授陣が支えるこの分野世界最大の研究機関です。SOAS出身の外交官、政府系職員、ビジネスマンは世界中で活躍しています。

躍進著しいベルリン自由大学(Freie Universitaet Berlin)専門科目19位、総合119位オランダの名門ライデン大学(Leiden University)専攻科目23位、総合95位

ヨーロッパを中心とした政治・外交を勉強したかったらヨーロッパ勢、躍進著しいベルリン自由大学(Leiden University)専門科目19位、総合119位。16世紀に創立されたオランダの名門ライデン大学(専攻科目23位、総合95位)でしょう。世界中から研究者、学生を集めています。

政治学修正

(続く) 次回は【Biological Science】を取り上げます。

※「QS世界大学専攻分野別ランキング2015 解説記事:政治学・国際研究コース編」は、世界大学評価機関「Quacquarelli Symonds(QS)」が公表している「QS World University Rankings by Subject 2015」のデータに基づいて、記事作成、編集しています。

>QS世界大学総合ランキング2015/16はこちら。

ワールドクリエィティブエデュケーション CEO オービットアカデミックセンター 代表 後藤敏夫

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